医療法人 白菊会

Medical Corporation Shiragikukai

　

 

　２階南病棟は療養病棟で主に慢性期の状態にあって、入院を必要とする患者さんにケアを提供しています。そのため、色々な疾病に対する知識や技術を習得することができます。また、プリセプター制度があり、先輩看護師さんが丁寧に指導して下さるため、しっかりと新人１年目に正しい知識と技術を身につけることができます。

 

　私の居る3階病棟は特殊疾患病棟で、パーキンソン病を代表とする神経難病や脳梗塞後遺症等による重度の意識障害、脊髄損傷による重度障害等で長期療養が必要な方が入院されています。

患者様一人ひとりの生活を慈しみ、共に過ごすことを大切にし、お正月や季節の行事に合わせて、ウォールアートで食堂やエレベーター、正面玄関入り口を飾ったりと、職員一同で楽しみながら明るい病棟づくりを目指しています。

 

　私は長年の夢を叶え看護師となり、今年の4月から回復期リハビリテーション病棟で勤務しています。

初めは難しくて分からないことが多く不安が大きかったでが、その疑問の1つ1つを自己学習で学んだり先輩方に教えていただき、自分１人で出来る事が少しずつ増えてきた事が今は一番嬉しく思っています。

私たち看護師は日々状態観察を行い、異常の早期発見を行う事に加え、多職種との連携やＡＤＬに着目し、訓練で可能となったＡＤＬを日常のＡＤＬへと繋げていく事も大切な役割であると考えています。

まだまだ未熟で迷惑ばかり掛けていますが、これからも頑張っていきたいと思っています。

 

　回復期リハ病棟では、命の危険を脱するために急性期の治療後、自宅など患者様にとっての元の生活に少しでも戻ることができるように、多職種が連携してリハビリテーションを行っています。

看護師としては、入院中の日常生活を患者様がなるべく自力で行えるよう支援し、療養上のサポートや精神的な関わりも大切にしています。

 

　初めは全てにおいて不安で何もできず失敗の連続でした。 

しかし、指導者の方が常に見守り、根気よく指導して下さいました。他の先輩も気にかけて下さり、病棟全体でサポートされていたと感じています。 

また、この時期はコロナ禍でいくつか中止になりましたが、できるだけ多く病院内外の研修にも参加させて頂き、学ぶ機会がたくさんあったので新人看護師の1年間はあっという間でした。 

現在は病棟を異動しましたが、二年目も相談できる先輩がつき、働きやすい環境を作ってくれています。

白菊園病院は安心して学べる病院だと思います。

技術や知識はまだまだ未熟ですが、できることを増やし、期待にこたえたいです。

 

　私は回復期リハビリテーション病棟で勤務しています。

この病棟では多職種が共同で集中的なリハビリテーションを実施しています。入院生活の全てがリハビリなので、移動・更衣・入浴・排泄の介助を行う際にはリハビリスタッフと介助方法を話し合い行っていきます。

介助方法は患者さんのＡＤＬの状態に応じて徐々に変わっていくので、ＡＤＬの把握を常に意識しています。また、患者さんには多数の既往歴があります。症状の出現に注意し、医師へ相談し必要時は対症療法を行います。

患者さんの日常生活に気を配り、リハビリに励めるように援助を行っています。

 

　私が勤務している２階北病棟は医療療養病棟で、慢性期の患者さんが入院されています。

急性期治療を終えて状態が安定したものの長期の治療が必要となった方や、自宅や施設で療養中に状態が悪化し、入院が必要になった方などさまざまです。

ほとんどの方が高齢で身体機能が低下しており、転倒や誤嚥・窒息、病状悪化などのリスクを抱えているため、患者さんの小さい変化に気付き、スタッフ間で情報共有していくことが求められます。

先輩方が気にかけて指導・フォローしてくださるので、働きやすい環境だと思います。

また、院内・院外の新人研修も充実しており、同期と一緒に励まし合い学べる環境があると思います。