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特長

 脳卒中早期には下肢の支持性が低く、座ること(座位)や立つこと(立位)もうまくできないことが多くあります。
脳卒中早期では座位保持の練習を選択するよりも、立位練習を選択する方が合理的であり、立位や歩行の質・量の充実を図りながら、廃用症候群を予防することは極めて大切なことです。
脳卒中ガイドラインにおいても、長下肢装具を用いた早期からの立位や歩行練習が、推奨グレードAと認定されています。
 当院でも、脳卒中の患者に対しては、脳機能解剖に基づき、長下肢装具を用い、入院早期から積極的に立位や歩行練習を取り入れ、歩行の再獲得が図れるよう取り組んでいます。
 主病名以外に、心機能障害や呼吸機能障害を合併されている方へのリハビリテーションにもしっかり取り組んでいます。
モニター心電図を用い、心拍数や異常波形の出現がないかモニタリングを行いながら、自転車エルゴメーターでの有酸素運動を行います。
呼吸機能障害のある方には、スパイロメトリーでの肺活量や呼吸筋力などの評価を行い、呼吸リハビリテーションを行います。

自転車エルゴメーターにて心肺機能の強化

呼吸機能の評価

立位のバランス評価

デジタル式のリーチ測定器を用いて、どれぐらいのリーチ(手が届く範囲)があるのかをスムーズに測定できます

ティルトテーブルでの立位訓練

意識障害や起立性低血圧のある症例に対し、角度や時間を微調整し血圧測定を行いながら立位練習を行います。

平行棒内での歩行訓練

階段の昇り降りの練習

電動車いすの操作練習

装具の選定

当院では、生活用装具として多様な下肢装具を取り揃えています。脳卒中患者様の退院後の生活スタイルに合った装具を装具カンファレンスで検討し、生活の場をイメージして医師・義肢装具士・患者様と話し合いのもと、一緒に装具の選択を行います。

腰椎コルセットの装着・調整

脊柱圧迫骨折や脊椎炎、その他脊椎疾患を対象に、ご自身の体型に合わせたコルセットの処方が行われます。
本人用コルセットの採型から完成までは、最低での1週間程度かかります。
完成までの期間対応できるように、また、円背などの脊柱の変形がある方にもある程度適応できるように前開きの構造で装着しやすく、その方の体型に調整しやすいよう高さ調節の可能なADジュエットブレイスという装具にて対応します。

歩行者での歩行練習

入院時と退院時の動作の変化(令和3年度)

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